2012/06/30

【札幌店】新刊入荷しています 松井冬子「世界中の子と友達になれる」瀝青会「今和次郎『日本の民家』再訪」など

新刊が何点か入荷していますので駆け足気味でご紹介。
まずは


松井冬子「世界中の子と友達になれる」
横浜美術館で開催されていた松井冬子展の公式カタログを書籍化。
解剖された仔牛、内臓の透けた裸身の女、兎唇の娘など相変わらず幻想的でグロテスク。
先にⅠとⅡが出ている「松井冬子画集」よりサイズが小さいので少しだけライトに、
しかし収録作品はしっかりと楽しめる画集です。
¥4,200-

そして個人的にとてもワクワクする1冊


瀝青会「今和次郎『日本の民家』再訪」。
1922年、早稲田大建築家の教授であった今和次郎が遺した「日本の民家」という本。
当時の民家や間取り、地図などを細密に記した1冊で、ここに載った民家たちは果たして今現在どうなっているのだろう…?
という疑問を元に追ってゆく内容。家によっては残っていて、今和氏のスケッチまたは写真と比較をしてみたり、
また家によっては残っていなかったり…。
北海道編は(個人的に)残念ながら無いのですが、皆さんの周りにも少し移動すればまだまだ木造の民家が残っていると思います。そういう処にぶらり旅したくなる1冊です。

その他


山尾三省「インド巡礼日記」
¥2,205-


池内紀「恩地孝四郎 一つの伝記」
¥4,200-

など。この他にもいくつか入荷してますので、
気になる方は是非札幌店まで。ご来店お待ちしてます。