2010/04/17

香山滋「火星への道」


通常の日曜ですがこんなのも出ます。

・香山滋「火星への道」(豊文社・昭和29年)装丁・永田力、挿絵・村上松次郎 ¥31、500

帯付、カバー上部に補修ありますが、状態は割と良いほうです。帯もきれいに残っているし。

K×Dのミステリ・SF担当の三次さん今週一押しの商品でありながら、僕に紹介させて先に帰っていきました。ゆっくり休みな!

ご来店お待ちしております。



1Q84


早速入荷しました!
明日には在庫状況分かりませんのでお早めに!1、2巻もありますので今から一気読みしたい方もどうぞ。
ちなみに現在、初版帯付1200円で買取しているので、読み終えたらば是非、買取まで。

その他にも文芸書の新刊が充実しています。古いものも新しいもの揃っており、中々のものですよ。


  



稲垣足穂/中村宏「機械学宣言 地を匍う飛行機と飛行する蒸気機関車」




この作家が好きな人は問答無用で友達になれた。そんな若かりし青春。

が、あったかどうかは分かりませんが、ある種の読書人にとってセンスを図る物差であるような特別な存在。そのひとりが稲垣足穂であることは間違いないでしょう。

三島由紀夫とか自分を賞賛した作家にたいしても悪態をついたり、こき下ろしたり、先になくなった奥さんを罵倒したり、人間的には本当に性格悪いし、見た目もタコ入道みたいなひとが、あんなモダンで美しい、鉱物のようなカラっとした話をつくっているのを知って、とても感慨深かったことを覚えています。晩年の愛読書は自分の作品のみとかいう話もいい話。個人的には、対談集が面白いのでおすすめです。作品だけでは分からない人間的魅力が感じられるので。さて紹介です。


仮面社発行の限定特装版です。初版発行1970年7月20日。箱入、本体は銅凸画装丁。装丁にも口うるさい足穂先生の美学が結集しています。うちも無縁でない紙の本の危機、この本に関していえば関係なさそうです。図版や文章も豊富で読む分にももちろん良いですが、オブジェとしても棚に映えますね。

お待ちしております!